学校法人岩手キリスト教学園認定こども園 ひかりの子

2023.03.03

積み木の面白さ

ひかりの子では遊具や遊び環境には「本物」と「自然のもの」に触れる事が大切だと考えています。その一つとして「白木の様々な形の積み木」を使用しています。

積み木は見立てる自由性、数学的要素(形、大きさ、量など)、空間認知力、創造力、集中力を養う素材であり、0~5歳児が共有できる素材です。未満児は「触れること」、以上児は「発達に合わせて積み木活動」を取り入れています。

年長組はひかりの子フェスタ(作品展)に向けて、テーマ「私たちの街」として、グループ毎に分担をして取り組みました。
マットの敷き方も色々な所から繋げていくと上手くはまらない経験から、中心から外側に向けて繋げてくと良いことに気づいたり、グループ毎に積み木の高さ、長さ比べをしていく事でどうすれば崩れずに積めるのか、話し合ったり、他のグループと比較したりする中で、まっすぐ同じ間隔で積んでいく事を発見したり、声を掛け合って丁寧に積み上げていくようになりました。

年長組は積み木活動を通して、自分たちで考え、伝え合い、相手の思いを受け入れる事でイメージを共有する楽しさを味わいました。時には意見の食い違いがありながらも、全員で協力して大きな作品を完成させることができた喜びを分かち合うことができました。