学校法人岩手キリスト教学園認定こども園 ひかりの子

2022.11.29

絵本の大切さ

認定こども園ひかりの子、アガペ保育園では、絵本の読み聞かせを子どもの成長に大切な要素と考え、行っています。また、誕生日には絵本のプレゼント、弟妹出産の際は、ファーストブックをプレゼントしています。短い物語の中で、勇気、思いやり、愛情、友情、挑戦など、生きていくうえで大切なたくさんの良いものを与えてくれるのが絵本です。子どもは絵本を通じて登場人物の気持ちを想像し、疑似体験します。喜怒哀楽を感じること、心の変化を知ることで感情が豊かになるのです。また、子どもの想像力を育てることも、読み聞かせによる効果のひとつです。想像力が豊かな人は、思いやりをもって人と関わることができます。また、思いを読み取ろうとする力が育ち、相手の痛みも分かるので、感受性豊かな優しい人になれると言われています。また、興味をもった絵本に見入ることで、集中力も養われます。

読み聞かせは、コミュニケーション不足の解消にも役立ちます。絵本を読む声は子どもに安心感を与えますし、肌のぬくもりや匂いを感じることにより、親密感が高まり、信頼関係が強くなるのです。また、読み聞かせによって感じた愛情は、子どもの自己肯定感にもつながっていくでしょう。

子どもが安心して自分を委ねられるのは、何といっても乳幼児期です。絵本には人が人として生きていく手本や知恵、知識が多くあり、年齢や成長に合わせて語彙を獲得したり、言葉の理解を共有することで、共感する心が身につき、人と人とのつながりが深まります。

家族の関係が希薄になっていると言われる現代では、親子が触れ合う時間は貴重です。わずかな時間でもかまわないので、積極的に読み聞かせの時間をつくっていくことを
お勧めします。是非、大好きな大人の声で、読み聞かせをつむいでほしいと思います。貸し出しで家庭に持ち帰った絵本も、是非ご活用ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022.11.07

畑活動の様子

年中組は枝豆、年長組はさつまいのをそれぞれ6月に種や苗を植えました。毎月、畑へ出かけ水やりや雑草を取りながら、生長を観察してきました。少しずつ変化していく過程を見たり、気付きいたことを友だちや保育者と話したりして収穫の時を心待ちにしていた子どもたちです。年中組は、8月に2列あるうちの1列の枝豆を収穫し、テラスで一つひとつ丁寧に取り年少組や年長組の友だちに分け合い、給食でおいしくいただきました。残りの1列は大豆となり、後日味噌造りを計画しています。また、枝豆の枝は年長組の活動である紙すきの原料として用いられます。年長組は、10月に年長組がさつまいもの収穫をしてきました。大きな葉の下に、どれくらいのさつまいもがあるのか期待を膨らませながら苗を友だちと引っ張ったり、土を掘ったりして大収穫となりました。今後、園庭にてやきいも会を予定しています。さつまいものつるは、しぜんコーナーでクリスマスリースとして活用し楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

2022.09.14

水遊びの様子

7月から水遊びが始まり、オリーブ(0・1・2歳児)では水に触れ心地よさを味わうこと、シャローム(3・4・5歳児)では水に慣れて全身で水遊びを楽しむことをねらいに活動しました。

 

 

水を張ったタライに手足を入れたりホースのシャワーを浴びたりすると「つめたーい!」「きもちいい!」と様々な反応が見られ、喜びながら次第に自分から水に親しむようになりました。

 

 

 

年長・年中組はラ・フランス温泉館でプール活動を行い、バタ足や浮き輪に捕まって泳ぐ楽しさを味わいました。

 

 

 

他にも、水風船を作って弾ませたり、泥遊びで砂場の水たまりに入ったりする遊び方もあります。その中で、水の量や使う道具を考えながら遊ぶ姿が見られていました。保育者と一緒に遊ぶ準備をしたり、汚れた衣服を自分で着替えたりと水遊びを通して子どもたちの生活習慣に繋がるように今後も見守りながら関わっていきます。

2022.03.25

3月避難訓練の様子

様々な災害を想定した避難訓練を毎月1回行っており、3月はその集大成として、子どもたちには予告せずに巨大地震を想定した避難訓練を行いました。大きな音の放送で驚いたり不安に感じたりする子どももいましたが、どの子も真剣な表情で保育者の指示に従って避難する事が出来ました。保育室に戻った後は、地震の際に気をつけるべき事柄についてクイズ形式の教材を用いて身を守る方法を学びました。今後も子どもたちの大切な命を守る為に避難訓練の時間を大切に行っていきたいです。